辺境にて

中東のどこかからつづる日常と思考の記録

スペインのペドロ・サンチェス首相の戦争反対スピーチを味わうLISTENイベント

3月8日の日曜日、ふと思いついて、LISTENで初めての単独主催イベントを立ち上げることにしました。

イベントの名前は、「ペドロ・サンチェス首相のスピーチを味わうフェス」です。

ペドロ・サンチェス首相のスピーチを味わうフェス

イベントの詳細は、こちらのページからご覧いただけます。
「ペドロ・サンチェス首相のスピーチを味わうフェス」

なぜこのイベントを立ち上げたのか?

2026年の3月4日に、スペインのペドロ・サンチェス首相がテレビでスピーチを行いました。現在起こっているイランの戦争に関連する内容です。

こんなに素晴らしいスピーチなのに、日本ではあまり知られていないような気がしたのです。

ぜひこのスピーチを紹介したい。でも、戦争や政治に関することを声日記で話すのは、わたし自身とても緊張しますし、「難しい」「怖い」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで、わたしはひとつのアイデアを思いつきました。

「AIにお願いして、スピーチを自分のお国言葉(方言)に翻訳・要約してもらって読む」という方法です。

方言で味わう、平和へのメッセージ

イベントの参加方法はとてもシンプルです。

スピーチの英語版全文が以下リンクから入手可能ですので、(LISTENのイベントページにもリンクを貼っています)そちらを入手し、ご愛用のAIを使ってご自分のおこのみの方言にて翻訳・要約してみてください。

https://www.lamoncloa.gob.es/presidente/intervenciones/Documents/2026/260304-INSTITUTIONAL-STATEMENT-BY-THE-SPANISH-PRIME-MINISTER-PEDRO%20SA%CC%81NCHEZ-CONCERNING-THE-RECENT-INTERNATIONAL-EVENTS.pdf

ここで、AIにお願いするときのちょっとしたコツがあります。

ただ「〇〇弁にして」と指定するだけでなく、「子どもにもわかりやすいように」や「おばあちゃんに説明するように」といった言葉をプロンプトに加えてみてください。

わたしは「おばあちゃんに説明するように」とお願いしてみました。そうすることで、親しみやすく、誰にでも伝わりやすい温かな言葉に生まれ変わる気がします。

もちろん、長いスピーチなので、自分なりに一部を抜粋したり、簡潔にまとめたりしても大丈夫です。平和を願うという主な目的が共有されていれば、問題ないというスタンスでいます。

ご自分の方言バージョンを録音したら、声日記やポッドキャストとしてLISTENにアップして、ぜひイベントに参加してみてくださいね。

「自分で方言にして語るのはちょっと難しい」という方は、スピーチを聞いた感想を話していただくだけでも大歓迎です。

わたしがこのイベントをやる4つの動機

今回、わたしがこのイベントを企画したのには、いくつかの理由があります。

  • 平和を願って何かをしたいけれど、何をしたらよいかわからない人が、楽しみながら参加できる場を作りたい。
  • 勇敢で高尚な生き様を見かけたとき、それを丁寧に拡散することは「後世への最大遺物」になり得ると思うから。(内村鑑三さんの講演に触発されました)
  • LISTENという温かいコミュニティなら、こういうテーマのイベントも安全に楽しめるのではないか、試してみたい。
  • AIに、希望を持てるような「良い栄養」を食べさせてあげたい。(暗いニュースばかりではなく、良い勉強をしてほしいという願いです)

「仙台弁バージョン」を読んでみて

今回のエピソードでは、イベントの初日として、わたし自身がAIに翻訳してもらった「仙台弁バージョン」のスピーチを実際に読み上げています。

わたしは仙台出身なのですが、読んでみると「本当に仙台弁なのかな?」と思うところもありつつ、なんだかとても馴染みのある感じになりました。

そして何より、標準語でそのまま読むよりも、方言で話す方が、こういう難しいテーマでもよっぽど話しやすかったのです。これはわたしにとっても新しい発見でした。

実際の仙台弁バージョンのスピーチは、ぜひこちらのLISTENのエピソードから聴いてみてくださいね。

サンチェス首相スピーチ仙台弁バージョン

誰か一人でも、このイベントに参加してくださったら、わたしはとても、とてもうれしいです。皆さんのご参加を、心よりお待ちいたしております。

朝のライブ配信と「モーニングページ」の共通点

2月28日の朝です。

昨日のライブ配信で「5日連続やり遂げたので、次はいつになるかわかりません」とお伝えしたばかりなのに、さっそく翌日にマイクに向かっています。お休みの日で心に少し余裕があったことと、この数日間で得た「ある気づき」を話したくなったからです。

ブログ文化をもう一度

朝に声日記を録り、まとまらない話をはてなブログ連携で要約・編集して投稿する。この流れのおかげで、なんと5日連続でブログを更新することができました。

「わたし、ブログを再開しているぞ」という実感が湧いてきて、とてもうれしいです。

かつて流行し、SNSの波に押されて少し潜伏していた感じがするブログという文化(少なくともわたしの中では)。今、もう一度この文化を見直して、流行らせてみませんか、という気持ちがあります。LISTENとはてなブログの連携機能、本当に素晴らしいので、もっと多くの方に知っていただきたいなと思います。

音声版『モーニングページ』としてのライブ配信

朝のライブ配信を続けてみて気づいたのは、これが「モーニングページ」にとても似ているということです。ジュリア・キャメロンさんの著書『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』で紹介されている、創造性を回復するためのワークです。

 

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モーニングページは朝起きてすぐ、頭に浮かんだことをそのまま書き出すというルールです。ライブ配信の場合は「手を動かして書く」代わりに「声に出して話す」という形です。

「絶対に人に見せない」というルールとは少し異なり、誰かが聞ける状態にはなっていますが、その「誰かが聞いてくれるかもしれない」という緩やかな繋がりが、継続の助けになっている気がします。

『創造性の泉』-湧き水を汲み上げる感覚

モーニングページを続けていると、自分の中にある「創造性の泉」の詰まりが取れていくような感覚があります。

最初は表面に溜まったチリやアクのような雑念が出てきますが、それを出し切ると、やがて深いところから澄んだ水が湧き出してくるのです。

この5日間のライブ配信でも、まさにその感覚を味わいました。忘れ去られていた泉から、再び水が湧き始めたような、そんな心地よさです。

毎日続けるかはわかりませんが、この創造性の泉を活性化させるために、これからも気が向いたときにやってみたいです。

『闇の守り人』と一目千本桜

昨日の話題に関連して、上橋菜穂子さんの『守り人』シリーズ、特にノユーグ(異界)について深く描かれている『闇の守り人』を大人にはおすすめしたいことも話しました。

児童文学、ファンタジー、という枠に収まらない、自分の過去、そして育て親の過去に深く向き合う物語です。

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また、春の一時帰国に向けて、宮城県の桜の名所「一目千本桜」と「船岡城址公園」の話題でも盛り上がりました。白石川沿いに続く桜のトンネルと、山頂から見下ろす桜は異界を感じるほどの美しさです。桜って、花の中でも特に、死後の世界を思わせるというか、あの世からのメッセージみたいに感じる部分がありませんか。

今年の春、どこへ桜を見に行こうか迷っている方がいらしたら、宮城県の一目千本桜、おすすめいたします。JR東北本線の船岡駅または大河原駅から歩いて行けます。仙台駅からは東北本線の南側(福島方面)に向かう普通電車で30分ぐらいです。

予定していなかった話題が次々と飛び出すのも、この朝のライブ配信の醍醐味かもしれません。今回の配信の様子は、こちらのLISTENのリンクからお聴きいただけます。

AKIKOの声日記 Live Stream - 2026-02-28

またふらりと、朝の光の中で声をお届けできたらと思います。

上橋菜穂子さんの作品から考える「あわい」の世界

2026年2月27日の朝です。5日連続でお届けしてきたLISTENでの朝のライブ配信も、今日が最終日となりました。

今回は、わたしがずっと大好きな作家、上橋菜穂子さんの作品についてお話ししてみました。準備なしで本を紹介するのは思いのほか難しかったです。

今回の配信の音声は、ぜひLISTENのエピソードから聞いてみてくださいね。(フォロワー限定です。)

上橋菜穂子さんの最新作『神の蝶、舞う果て』

最近、上橋菜穂子さんの『神の蝶、舞う果て』という小説を読みました。2026年2月1日、講談社発行

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あとがきを読むと、実はこの作品、1999年から2001年にかけて『子どもプラス』という雑誌で連載されていたものだそうです。編集者の方の熱意によって発掘され、四半世紀近くの時を経て出版に至ったというエピソードが書かれていました。

未熟でありながらも輝いていた若さの熱や勢いを、あえて直さずに出版されたとのこと。わたしも最近、はてなブログとLISTENの連携機能のおかげで昔のブログを発掘し、「恥ずかしいけれど、結構いいこと書いてあるな」と感じていたところだったので、そのお気持ちにすごく共鳴してしまいました。

初めての方におすすめの『狐笛のかなた』

上橋さんの代表作といえば、綾瀬はるかさん主演でドラマ化もされた『守り人』シリーズが有名ですね。ただ、10冊以上あるシリーズにいきなり取り組むのはハードルが高いという方には、昨日わたしが久しぶりに読み返した『狐笛のかなた』をおすすめしたいと思います。

戦国時代を思わせる、隣り合う二つの領主の争いを背景にした物語です。小さな国に分かれて壁を作り、土地を巡って争う姿は、わたしが今いる北東シリアやイラクの状況とも重なります。

日々出会う人たちのことや、我と他を隔てる壁について、深く考えさせられる作品です。

「あわい」と「ナユーグ」-現実と重なるもう一つの世界

この物語には、「あわい」という霊的な生き物だけが入れる場所が登場します。これは『守り人』シリーズに出てくる、呪術師だけが感じ取れる現実社会に重なる世界「ナユーグ」と似た概念だと、わたしは捉えています。

現実社会のすぐ下に、そういった夢のような非現実的な世界が流れている。わたし自身も、日常の現実的なタスクをこなしながら、その下で動いている人間の感情や「気配」のようなものを感じることがあります。

現実の計算を超えたところで物事が動くとき、それは「あわい」や「ナユーグ」のようなパラレルな世界で何かが動いているのかもしれない。そんなふうに想像しながら生活することは、わたしにとってすごく役立つ気がしています。

5日間連続ライブ配信という「自分との約束」

5日間連続のライブ配信は、これでひと区切りとなります。「何時から配信がある」という自分との約束があることで、1日の生活に良いリズムが生まれました。

他の声日記ユーザーの皆さんのライブ配信も、ぜひ聞いてみたいなと思います。

またいつか、ライブ配信でお会いしましょう

自分でブレンドするコーヒーと、全力で向き合う日々のこと

おはようございます。2月26日木曜日の朝です。

今回は、最近の「何作った・何食べた」のお話と、ポッドキャストの感想をお届けしたいと思います。

自分でブレンドするコーヒー

最近、少し遠くにあるお気に入りのコーヒー屋さんで、焙煎したてのコーヒー豆を買ってきました。
コロンビアとブラジルをそれぞれ一袋ずつ買い、おうちで自分で混ぜて楽しんでいます。

買う時に、「コロンビアと、ブラジルですね。混ぜますか?」と聞かれました。

え?混ぜる?

もし、「コロンビアとブラジルとブレンドがあります」と言われていたらブレンドを選んだ可能性が高いのですが、こういう聞き方をされたので、「まぜなくていいです。コロンビアとブラジルを別々にください」と答えました。

それぞれ、シングルオリジンのまま飲むのも、香りの特徴が際立ち、とがったおいしさがあります。そして、自分で挽くとき、両方を混ぜてみると、互いの特徴がうまく混ざり合って、より深みがありマイルドな感じになりました。
そして両方とも浅煎りな感じだったので、普段飲んでいる深煎りのエスプレッソの粉を少し足してみたら、飲み慣れた味の中に香りの良さが引き立って、とてもおいしくなりました。

  • セルフブレンド。コロンビアとブラジルをその日の気分で配合する
  • 深煎りの粉を少し足して味を調える

自分で毎日の気分でコーヒーの配合を変えてブレンドを作るというのは、ちょっと贅沢な楽しみ方ですね。

ガーフィールド先生直伝ネコ用サムゲタン

もうひとつは、最近よく作っている「ネコ用サムゲタン」のお話です。
マボちゃん(ねこ)のお腹の調子が悪いので、獣医さん(通称・ガーフィールド先生)に教えていただいたレシピです。

作り方はとてもシンプルです。

  • 丸鶏(または鶏肉)
  • お米(0.5 〜1カップくらい)
  • 皮をむいて適当に切ったじゃが芋

これらを、お水と一緒に電気圧力鍋に入れて煮るだけ。塩などの味付けは一切しません。

お米とお芋がとろとろになって、まるでサムゲタンのようなスープになります。
マボちゃんも喜んで食べてくれて、少しずつ太ってきました。
加工食品があわない自然派の猫なのかもしれません。

そして、味付けをしていないこのスープ、実は人間が食べてもおいしいのです。
消化も良く、タンパク質もしっかり摂れるので、わたし自身の体調も良い気がします。
猫と人間で一緒に同じものを食べる生活です。

「辞めたい」と思うほど全力で向き合っている?

次に、ポッドキャストの感想を話します。
上坂あゆみさんと鵜飼さんの番組『私より先に丁寧に暮らすな』の第192回「死にたいってことは生きているね〜、の話」を聴きました。

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希死念慮についてのお便りを取り上げていたのですが、わたし自身も思春期の頃、「何で生きているんだかわからない」という思いを抱えていたことを思い出しました。
そして、このお話を聴きながら、今の自分の状況について少し考えてみたのです。

実は最近、仕事がとても大変で、「もう辞めたい」と毎日思っています。
でも、「死にたいってことは生きている証拠」という言葉から、「辞めたいってことは、わたしは今、全力で仕事をしている証拠なのではないか」と気づきました。

自分の持っているリソースをすべて使い切って、それでもまだ及ばない、うまくいかない。
そんなふうに自分を燃やし尽くすような経験を、わたしは望んでいたはず。
そう考えると、今の辛い状況も、とても貴重な体験に思えてきて、少し励まされました。

辛い思いから目を逸らさず、とことん向き合うことで見えてくる希望があるのだなと、お二人の対話からいつも勇気をいただいています。

おわりに

今回のライブ配信の音声は、LISTENでもお聴きいただけます。フォロワー限定です。
 

明日もまた、朝のライブ配信でお会いできたらうれしいです。
それでは、今日もよい一日を!

経験を積むほど現場から遠ざかるジレンマについて

2月25日、水曜日の朝です。

「新人がやるべきでないことってありますか?」

いつも楽しみに聴いているポッドキャスト「高橋クリスのFAラジオ」の感想とそこからわたしが連想したことをお話しします。ポッドキャストで仕事の話や、少しマニアックな技術の話を聴くのが、わたしはとても好きなのです。

今回聴いたのは、第462回の「新人がやるべきでないことってありますか」というお便り紹介の回でした。概要欄に一言、「ないんじゃね」と書かれていて、思わずふふっと笑ってしまいました。

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お二人の結論としては、「新人がやるべきでないことは、ベテランもやらないほうがいいし、新人がやったほうがいいことは、ベテランもやったほうがいい」というものでした。わからないことを質問するとか、自分で調べるとか、そういったことは「新人」という主語で語らなくても、みんながやったほうがいいことですよね。長く働いている人のプライドや恥ずかしさが邪魔をするだけで、本当は誰にとっても大切なことなのだと、深く頷きながら聴きました。

経験を積むほど、現場から遠ざかるというジレンマ

このお話を聴いて、わたし自身のいる国際協力やNGOの業界についても考えてみました。

「新人が」というよりは、「若くて経験がない時に」という文脈になりますが、大学生くらいの方から「経験を積まないと現場に出られないですよね」という悩みをよく聞きます。でも、それは少し勘違いかもしれない、とわたしは思っています。

実は、経験を積んでプロフェッショナルになればなるほど、首都のオフィスでのマネジメント業務が増え、最前線の「現場」つまり受益者の人々のひとりひとりの顔がみえて声をきくことができる場からは遠ざかってしまうという現実があります。国連やJICA、NGOであっても、入ってすぐに任されるのはオフィスの中の仕事が多いのです。

だからこそ、経験がない若いうちに、「自分の学びのため」と割り切って、インターンシップやボランティアとして現場を見に行くチャンスを掴んでほしいとアドバイスしたことがあります。仕事として現場に配置されるのを待つのではなく、プロフェッショナルになってしまう前に、どんどん現場を見ておくべきだと。

もちろん、ベテランになったからといって現場を見に行けないわけではありません。でも、自分の本来の役割をこなしつつ、他の部署の人に頼み込んで時間を割いてもらい、わざわざ連れて行ってもらうというプロセスが必要になります。それは決して気楽なものではありません。

わたし自身も、経験を積むほどに現場に行きづらくなるというこの大きな流れに、なんとか抗いたいと思っています。今年中に転職を考えているのですが、今よりも堂々と、仕事として現場の最前線に行けるようなポジションに就きたいというのが、わたしのひとつの希望です。

自分のやりたいことや、これからのキャリアについて考える良いきっかけになりました。

それでは、5日間の連続配信=はてなブログ連続投稿が続くかどうか、楽しみにしていてください。また次回お会いしましょう。

2026年、わたしは何が起きればいいのでしょう -朝のライブ配信と過去のブログ発掘

おはようございます。今朝は、朝のライブ配信をするシリーズ、「AKIKOの声日記」の2日目を収録しました。

昨日やりたいなと思っていた「朝起きてすぐにスマホの通知を見ない」という目標を、無事に達成することができました。
まずはコーヒーを淹れて、ゆっくり飲んでから、見たいものを見に行く。
自動的に情報に振り回されるのではなく、自分から受け取りに行くというペースを作れたことが、とてもうれしいです。

朝6時半頃に起きてベランダから外を見ると、ちょうど日が昇ってくる時間帯で、光が多くてとても綺麗な景色でした。
睡眠時間もちょうど7時間くらいで、気持ちのいい朝のスタートを切れたような気がします。

朝の心地よいスタートと「1001のバイオリン」

今朝はスマホのアラームで目を覚ましたのですが、その時に流れる音楽がとても気に入っているので、少しご紹介させてください。
わたしが最近アラームに設定しているのは、ザ・ブルーハーツの「1001のバイオリン」という曲です。
「1000のバイオリン」をご存知の方は多いかもしれませんが、こちらはオーケストラアレンジのバージョンなのです。

冒頭の始まり方がとても優しくて、緩やかに目覚めながら、だんだんと気持ちが盛り上がっていく感じが、朝のアラームにぴったりだと思います。
「面白いことをたくさんしたい」という歌詞の気分が、はてなブログを再開して、毎日何を書いてやろうかと少しワクワクしている今のわたしの気持ちと、ばっちり合っている気がします。
もしよかったら、ぜひ聴いてみてくださいね。

「1001のバイオリン」はYoutubeのザ・ブルーハーツ公式にはみつからなかったので、探してみてください!

1000のバイオリンはこちら。

youtu.be

過去の自分を配置して、今の自分を応援する

こうして朝にライブ配信をして、それをLISTENの「声日記」に残し、さらにはてなブログの記事にする。
そして、そのブログの記事をまた声日記の中で振り返って紹介する。
なんだか「入れ子」のようになっていて、わたしはすごいスーパーリサイクラーだなと、自分でも少し面白く感じています。

これは自分を応援し、勇気づけるための仕組みなのだと思います。
過去の自分や、自分の小さな欠片をいろいろなところに配置しておいて、それらを結集して今の自分を応援する。孫悟空が髪の毛をふーっと吹いて分身を作るような感じで、あちこちに仕込んだ自分の言葉に助けられているような気がします。

「ミイラ取りがミイラになる」とはどういう状況か?

話は突然かわりますが、きのう、ふと「ミイラ取りがミイラになる」という言葉を思い出しました。ポッドキャストのヘビーリスナーだった人が、いつの間にか自分でも配信を始めたり、ライブ配信までやってしまったりして沼にはまっていく。
これは「ミイラ取りがミイラになる」状況なのかな、いや、なにかちがうかな、と思ったのです。

チャットでリスナーのナナさんや田中さんとやり取りをする中で、いろいろな気づきがありました。
「ミイラ取りがミイラになる」という言葉には、本来の目的を果たせずに相手に取り込まれてしまうという、少し滑稽で「ちゃんちゃん」と終わってしまうようなニュアンスが含まれているようです。
だから、新しくポッドキャストの活動に夢中になっていく前向きな感じとは、ちょっと違うのかもしれないですね。
朝からこんなことを真剣に考えて、リスナーの皆さんと交流できたのがとても楽しかったです。

過去のブログからのメッセージと「クリーンランゲージ」

今日は、2016年に書いた自分のブログ記事を発掘して、少し読んでみました。
ひとつは「メタファの力、絵の力」という記事で、自分の中にある「卵」や、そこから伸びる「アルガンの木の根」のメタファについて書いていました。

ikiru.hatenablog.jp


もうひとつは、「クリーンランゲージ」という質問術について学んでいた時の記録です。

クリーンランゲージとは、評価や判断、先入観を持たずに、話し手自身の気づきが深まることを支援するための手法です。
その記事の中に、こんな質問の例が書かれていました。
『あなたは何が起きればいいのでしょう』

2026年、わたしは何が起きればいいのでしょう

この質問に出会えてよかったです。
最近のわたしは、仕事などで「どうやったらうまくいくんだ」「どうしたらいいんだ」と、方法(How)ばかりを考えすぎていたことに気がついたからです。
「どうやったら」という問いを頭に置いていると、手を変え品を変え、策を練るばかりで、少し苦しくなってしまうのですね。だから、「どうやったら」という質問は少し手放して、「何が起きればいいのでしょう」という問いに切り替えていきたいと思いました。


「2026年、わたしは何が起きればいいのでしょう」


何が起きたら、わたしは幸せで充実していて、今年の終わりに「いい1年だった」と笑えるのでしょうか。この問いを心の中で転がしながら、これからの日々を過ごしていきたいなと思います。

 

傾聴のパワー

こんばんは。2026年の2月11日、夜の7時10分です。
今日は久しぶりに、職場から歩いて帰りながらiPhoneで声日記を録音しています。

昨日や今日と、春みたいな光がどんどん多くなってきて、そんなに寒くもないですね。
朝、明るくなるのが早いというのは、本当にいいものです。
2月の頭の立春の頃から、気温が低くても光が多くて、「春が立ち上がってくるよ」という感じがすごくします。立春って、やっぱりいい時期に定められていますねえ。

今回の声日記は、LISTENでもお聴きいただけます。ぜひ聴いてみてくださいね。
帰り道声日記 傾聴のパワー

職場の複合クライシスと「キーッ」とならない今週

最近、わたしの職場ではいろんなことが重なる「複合クライシス」になっていて、とにかくみんなが忙しい状況です。
わたし自身も、先週はさすがに「キーッ」となってしまって、職場のカウンセラーさんに予約をして話を聞いてもらうくらい、いっぱいいっぱいでした。

でも今週は、「キーッとならないぞ」と目標にしてやってきたからか、先週よりは落ち着いています。
春が来て明るくなってきたという光の力や、高気圧のおかげで気分が良いというのも、だいぶわたしの精神状態を助けてくれている気がします。

そんな中、今日は職場のストレスレベルの高さを感じる出来事がありました。
わたしのオフィスで働いているスタッフの一人が、ふんまんやる方ないという様子で相談に来たのです。

彼はオンラインミーティングの中で誰かに怒鳴られ、終わってからもチャットでチクチクと言われたとのこと。
仕事が多いことよりも、リスペクトのないコミュニケーションであることが「もう耐えられない」と話してくれました。

話を聞くこと、聞いてもらうことの不思議な共通点

これは「話を聞く」というやつだなと思い、わたしもとにかく「うんうん」というモードで耳を傾けました。
実はわたしも同じ人がストレスの原因になっていたりするので、若干自分の経験もシェアしながら話を聞いていくと、終わる頃には彼に笑顔も出て、チャレンジを前向きに捉えるような発言も出てきました。

やっぱり、耳を傾けて話を聞き、「味方になるよ」という姿勢を示すのって、こういう状況では本当に大切ですね。

考えてみたら、わたし自身も今週の初めに、直属の上司に優しく寄り添って話を聞いてもらう時間がありました。
そして今日、わたし自身もオンラインミーティングで、ある人が興奮して怒鳴り散らすような場面に遭遇したのですが、うまくやり過ごすことができたのです。
(後になって、その方から「ごめんなさいね」と謝られたりもしました)

先週ならわたしも「キーッ」となっていたと思うのに、今週はうまく処理できている。これは何の違いなんだろう?と考えました。

わたしの状況が改善した理由を整理してみると、こんなことが挙げられる気がします。

  • 春の光や高気圧による気分の向上
  • 上司に優しく寄り添って話を聞いてもらったこと
  • 部下の話を「聞く側」になり、温かい場を共有したこと
  • 北東シリアの同僚たちの状況が落ち着いてきたこと

もしかしたら、「寄り添って話を聞いてもらう」ことと、「話を聞く側になる」ということは、同じ効果があるのかもしれません。
そこに流れる空気感というか、ちょうど良い温かいお風呂のようなものを作って、「まずは一緒に入りましょうよ」とゆったりした空気を作る。
その場を持つこと自体にすごく価値があって、どちらが話を聞いているのかは、実はあまり関係ないのかもしれないな、と思っています。

北東シリアの状況の落ち着きと、これからのこと

職場の客観的な危機状況は変わらないのに、わたしの状況が改善した理由。
もう一つ、すごく大きくてわかりやすいのは、北東シリアの同僚たちの住んでいる地域が、だいぶ落ち着いてきたことです。

夜中にセキュリティ情報のアラートが飛んでくることも減り、「みんな大丈夫かな」「水や電気はあるかな」という心配が、少なくとも同僚に関してはだいぶなくなってきました。

命の危機に晒されている状況というのは、本人だけでなく周りの人にとっても、とにかく大きな心配とストレスになるのだと、身をもって体験しましたね。

状況が少し良くなってきたので、そろそろシリアの方のポッドキャストもアップデートを出そうと思います。
1月末くらいから話すニュースはいっぱいあったのですが、状況が悪化しているときは、とてもじゃないけれど冷静に紹介するメンタルではありませんでした。
でも今、やっと「それができるかな」という気持ちになってきています。

春の夜のカフェへ

ストレスで「キーッ」となっているときに、誰かが「大丈夫?どうしたの?」と耳を傾けてくれること。
アドバイスがなくても、ただ話を聞くということが、相手に力を与えることになるのだと強く感じています。

さて、帰り道の途中ですが、本当に外が気持ちよくて、お花見の頃の夜みたいです。
今日はハンバーガー屋さんに寄るよりは、もう少し長く歩いて、お気に入りのカフェに行こうかしら。
公園が見える外の席に座って、ちょっとお茶をしてから帰ろうと思います。

それでは、また今度。